天使と少女(2006年)

天使と少女

コピック|450×600 | 2006.05 up

漫画部2005年春の展示会「さらし首」用イラストです

天使は神の意向を伝えそれに反するものを罰するためには
実力行使をも厭わない
そんな意味で天使には男性的なイメージを持っています

この天使は少女の守護天使

資産家の父親は、彼女が10歳の時に病気で亡くなった
母親は彼女を生んですぐに他界していた
親のいない彼女の周囲は、莫大な遺産に目の眩んだ親戚ばかり
彼女は母方から伝わる小さな魔力を振りしぼって魔法陣を描く
「悪魔でも天使でもいいわ、私を護って!」
光とともに天使が現れ、ふわりと彼女を優しく抱き上げた
「やけを起こしてはいけないよ、お嬢さん」
その天使は彼女の死んだ父親の魂だった
もちろんそのことを少女は知らない


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